CONCORDIA

コンコルディア照明

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照明選びのヒント

 

照明器具のチェーンを短くする場合

照明器具に使われるチェーンには2種類あります。

ひとつはチェーンそれぞれが溶接されていて容易に切れたり開かないタイプ、もう一つは溶接されてはいないので、ペンチなどで開くことができるタイプ。
前者は材質が真鍮など軟らかい材質のものでよく使われていますが、今は鉄製のチェーンが多くなっているため、溶接をしていないものが多くなっています。(照明器具以外の分野ではどんな材質であっても溶接が主流です。)

コンコルディア照明で使われているのは開くチェーンがほとんどです。
この長さを調整する場合、太さによって程度の違いはあるものの、ペンチで(2本が望ましい)ぐいと開いて、外したり加えたりするのです。

コンコルディア照明のチェーンは一個ずつ外れます

ですから、短くする場合はチェーンを開いて外せばよいのですが、あまり短くすると、コードは短くしたわけではありませんから、その分が余ってたるんだようになります。
吹き抜けなどでチェーンを長く使っている場合は、たるんだコードを天井ちかくにもっていくことで目立たなくなりますが、そうでない、普通の高さの天井で使っている場合などは、余ったコードもやはり天井のフランジ(天井の金具)の中に納めるとかの工夫が必要かと思います。

 

今よりもチェーンを長くする場合

シャンデリアなどのチェーンを長く変更する場合、注意すべき点が2つあります。これは皆さんよく見落とす点です。

1つめは、チェーンを伸ばすときには、一緒にコードも伸ばさなくてはならない、ということです。コードが十分に伸びないともちろん電気は通りません。

チェーン延長とコード

そして、そのコードの延長のしかたですが、チェーンの途中でつないでしまうというやり方もあるでしょうが、何かの拍子に外れたりするととても危険ですから、コードもそっくり入れ替えるほうがお勧めです。そうなると、照明器具の中を開けて、コードの接続そのものをやり替えなくてはならず、かなり面倒ではありますが。

2つめは、チェーンが途中で別の大きさや別の色にならないか、という点です。長いチェーンで、天井に近い部分だから無視できる場合以外は、わずかなことでもチェーンはそっくり入れ替えたほうが良いと考えます。

 

コード吊りのペンダントライトの場合

コード吊りペンダントライトはコードを丸めたりすることで短く調整することは簡単ですが、
決してお勧めではありません。

アンティーク調のペンダントライトなのにコードが丸めてあって変

すてきな照明であっても、こんな結び目が見えるようだとちょっと残念ですね。
こんな風に調整できる小さな部品なども売ってはいますが、ここは頑張って短く切って接続しなおして頂きたいものです。(ご自分でやり直す自信がなければ、電気屋さんにもちこんでも良いと思います。)

もっとも、一番良いのは、ご購入の際にご面倒でもきちんとご検討のうえ理想の長さ(高さ)になるよう製作してもらうことです。

アンティーク調のペンダントライトはやっぱりちゃんとコードを切って調節してください

コンコルディア照明ではこの部分を最も重要なことと考え、お客さまのご要望通りに製作します。また、事前にやり取りをして理想の長さになるよう相談をお受けしています。