2009年10月の記事一覧
←2009年9月 2009年11月→照明器具を輸入して販売する場合、その完成形で輸入するわけですから、その全体が日本の電気用品安全法に合致しているかどうかが重要なポイントです。
従って、たとえばヨーロッパでよく使われる布コードも、照明器具完成品で使用されているうちは輸入品であっても、日本で販売することについてあまり気にならなかったのですが、コード単品ということになるとこれは照明器具ではないので、日本での販売ができなかったわけです。
そんななか、数年前から弊社は独自で開発した布コードを使っています。日本製です。もちろん電気用品安全法に即した製造ですから、今はわれわれも結構積極的にこのコードを販売しています。
布コードだけではなく、ビニルコードでも全く同じことが言えます。どうぞ安心してコンコルディア照明のコードをお使いください。
メダリオンをつけようと思うとき、もう一つの悩みは「大きさ」だろうと思います。インテリアの本を読むと、だいたい「選んだシャンデリアの直径よりも若干大きめのものを選びましょう」と書いてあります。直径50cmのシャンデリアなら60cm、というくらいの感覚でしょうか。
一般的な住居の場合、あるいは一般的に想像されるシャンデリアの場合はそれで問題ないと思います。
でも、背丈が低く天井にかなり近づけてシャンデリアを設置する場合はどうでしょうか。このときはシャンデリア直径に対してメダリオン直径がほぼ同じかほんの少し大きいくらいがちょうど良いのです。
逆に、吹き抜けの玄関ホールなどにつける場合は? そのときは、もちろん天井とシャンデリアの距離にもよりますが、最大2倍くらいのメダリオンをつけてもおかしくない場合があります。教会の会堂などでも自然とそうなっているように見受けられます。
つまり、下から見上げて、シャンデリア直径とメダリオン直径がバランスがとれていればいいのですね。絵画でいうところの「遠近法」でしょうか?(ちょっと違うか・・)
まあ、なにごともマニュアルまかせではなく、そのマニュアルができた理屈を考えてみる、ということです。
メダリオン、といってシャンデリアその他照明器具を吊るすとき、天井に円盤状の飾りをいれることがあります。もともとはしっくいで天井に形づくっていたのですが、いまではすっかり簡素化され、ファイバーボード(石膏)から、最近はポリウレタン製のものまであります。出来合いのものを天井に基本はボンドで貼り付ける、ということだそうです。見た目には全くわかりませんから、それで十分だと思います。
最近はよくネットショップでも売っています。
ところがお客さまにお聞きすると、じつはこのメダリオン、そんなに簡単でもないらしいのです。(ちなみに、弊社ではメダリオンは扱っておりません。)
問題はどうやら二つです。今日はそのうちの一つ。
それは、「誰が設置するの?」ということなのです。電気屋さんとしては、結構しんどい作業、というか、まったく慣れていない作業なのです。どうやって貼り付けたらいいのか分からない、絶対汚してはいけない、天井面との色の違いにどう対応したらいいか分からない、などなど。
一方、工務店さん側にも。(たいていは、工務店さんのほうでメダリオンの設置はしているようですが。) それは、取り付けるシャンデリアの天井側の形状によって微妙に穴のあけ方とかが違ってくるので、器具をしらないまま工務店さんが設置するのも、ちょっとだけしんどいようです。
まあ、ベストは、工務店さんというか、大工さんと、電気屋さんがいっしょにやるのが良いのでしょうね。
以前、ホームページ改訂用にいっぱい写真を撮っているときにも申し上げたことがあるのですが、
“照明器具を写真撮影するのは本当に難しい” です。
今日もお客さまから言われました。玄関の照明をさがしているんだけど、施工例の写真だけを見ていると一般的に暗めの玄関になっているような気がする。もうちょっと明るいほうが良いと思うんだけど・・・ と。
つらいですね。といいますのは、実際にはそんなに暗くはないんです。でも、照明器具を綺麗に撮影しようとすると、自然とカメラの絞りが働いて若干全体としては暗め、照明器具は美しい、というふうに撮影されてしまいます。
実生活でお試しになるとよく分かるのですが、人間の目で照明器具をじっとみつめていると、ちょっとつらくなります。普段はそんな意識はないので全く問題にはならないのに、結構残像が残ったりもします。そのあたりは人間の目は優秀なのですが、カメラはそうはいきません。すぐに露出が絞られるのです。
ということで、けっして全体が暗いわけではありませんので、そのあたりを思い出しながら施工例写真をごらんくださるとありがたいです。
お客さまと話していますと、ときどき「虫」のことが出てきます。
外灯には虫が入らないように、隙間や穴が開いてないのが望ましい、とか、ダイニングテーブルの上の照明器具に虫が入っているのを見るのが嫌だ、という声です。
たしかにできるだけ虫が入らないように設計されているな、と思われる照明器具はあります。でも、お風呂のものとかを除くと、そんなに多くはありません。ダイニング用でも、一見密閉されているように見えて、それでも細かな隙間はありまして、そこから入り込んだ虫が逆に出ることができずにそこで死んでしまう、という例をよく見ます。
外灯の場合は、今度は「水抜き」穴というのが考慮されている照明器具が多く、見た目は隙間が無いようでも、虫にとってはその穴から侵入することは難しいことではありません。
つまり、ここからは私の意見なのですが、「虫がイヤ」なら、下や上が開いている照明器具にされたほうが、つまり、入り込んだ虫が出やすい構造のものをお選びになると良いと思うのです。
エアコンの設定温度も、照明器具うんぬんの前に片付けて欲しい問題です、照明器具店の立場からすると。
夏場は28度設定、冬場は20度設定で、と言われて久しいですが、実際はどうなんでしょうか。23度や25度などは平気で設定してませんか?
「夏は暑いものなんだ」「冬は寒いものなんだ」という意識をもうちょっと徹底しても良いのでは? つまり、ちょっとした『我慢』ですよね。
私たちの職場は照明器具に囲まれているせいもあって、効率的に温度を下げなければ、という意識は強く、扇風機を一緒に使いながら27度設定(もう1度足りないんですけど・・すみません)です。
どうでしょうか、家庭消費電力の4分の一を占めるエアコンの使用をもうちょっと真剣に考えてみましょうよ。
そしてその余った電力で、家中全部でなくてもいいから、落ち着きたい部屋、とくに寝室やお風呂、トイレ、などにはいつまでも白熱電球を使えるようにしませんか?
どうぞご協力をお願いします。
温水洗浄便座の消費電力がアホみたいにでかいのに続いて、衣類乾燥機や食器洗浄乾燥機なども案外電力を食っているのに驚きます。ついこの間まで目にしなかったこれらの3つの家電だけで合計7.5%の電力を消費しているのですから。
つまり、今回考えている照明の電力の約半分です。
たしかに、照明の無駄も多いと思います。でも、それは不要なところに照明器具をつけて不要な時間に点灯していることがまず注目されるべきであって、白熱電球だからダメなんだ、という議論だけでは問題が解決しないのではないでしょうか。省エネ電球にすべて置き換わったとしても、本当に今のような使い方で良いのですか?
さらに言えば、照明器具のように、それでもある意味必需品的なものと比べて、便座はちょっと我慢すれば済むことじゃあないんでしょうか?
またもや論調が便座攻撃になってきたので、今日はこのへんで。
ちょっと時間があって、調べものをしました。
照明器具や電球を省エネタイプにしよう、と言われて盛んに話題になっていますが、そもそも「それって全体で考えると、どれくらいの効果があるの?」ということを考えたいということが発端です。
エネルギー消費における『省エネ』、は「エネルギー」のことであって、「電力」だけのことではありません。
でも、電力だけでいうならば、やはり『家庭』部門は、産業部門や運輸部門を含んだ全体の、4分の1以上になります。さらに鳩山さんが基準にするといった1990年から2006年までに、1.5倍にも膨らんだとのことです。
で、その家庭のなかで、一番電力を消費する家電といえば、ごぞんじ、エアコン(25%)です。これが堂々の一位でして、2位が冷蔵庫(17%)、そしてわが照明器具は僅差の3位(16%)ということです。
ついでに言うと、面白いのは、テレビ10%、電気カーペット4%に続いて、ほぼ同じ割合で「温水洗浄便座」ですって。これ、ちょっと馬鹿げてませんか?
照明器具を云々するのもいいけど、一日中便座をあっためている現状をなんとかしません??
まえに、ボサノバの似合う照明器具を、というリクエストがあったと述べました。
はたして他の音楽の場合、照明器具まで想像できるようなものがあるでしょうか。バッハのブランデンブルグ協奏曲を聴きながら厳かなシャンデリアを思い浮かべても、同じバッハの無伴奏チェロソナタやマタイ受難曲を聴いても、まったく絵は浮かんできません。モーツァルトでも、私はあまり、なにか特別なものを連想することはなく、ただ、それを聴いたであろう宮廷人の驚きと豪華な調度を思い浮かべることはありますので、そういう意味では、照明もやはりシャンデリアなのでしょうね。もっとも、バッハよりはすこし軽めの。
同じクラシックでも、ドボルザークやチャイコフスキー、ブラームスなどになってくると、曲によっては本当に曲を聴きながら絵が頭にうかぶ曲があります。照明器具とは関係がなくなってしまうのですが、私が大好きなドボルザークのスラブ舞曲などは、聴くたびにいつも草原と民族衣装と少女たちが私の頭のなかを廻ります。ときどき雪が舞うなかの踊りが見えます。
人それぞれに連想するものは違ってくるでしょうから、●●音楽は△△の内装やインテリア、などと言えるわけではありませんが、でも楽しいものです。
今日、某コーヒーショップに伺いました。オープンを10月13日に控えたお店で、とてもすてきな作りです。外見は和風、中にはいると通常のお店風ですが、一言でいうと落ち着いた雰囲気。上を見ると太い梁が縦横にわたっていて、すっきりした空間ですが、これはどこか古い民家にも似ています。つまり、「和風」です。
トイレに行きますと、ここも完全に日本風でした。
で、そこに見事にマッチしていたのが、わがコンコルディア照明のブラケット照明でした。嬉しいですね、完璧に調和してますよ。
と言いますのは、店内はふつうに洋風(調度は落ち着いた色調のものですが)ですから、その空間をくぐり抜けているときには、わたしはこの先に同じ洋風の空間がつながると予想していたわけで、そこで意に反して純和風なトイレがあり、さらに扉をあけると、今度は真鍮の器具にエッチングのあしらわれたガラスシェードがあるのです。
良いですね、こういった「裏切り」の連続は。
純粋な洋風建築にわが洋風の照明の組み合わせももちろん結構ですが、和の建築にそんな照明器具を使う醍醐味。もっともっと研究してみたいものです。
サーカディアンリズムのことも書きました。また、夕日が赤い理由についても書きました。
一方で、以前わたしは、人が赤い色の照明に惹かれるのは「火」の色に関連する、火とともに生活してきた人類がおのずとその色に信頼と安らぎを覚えるのだろう、とも書きました。
照明器具を選ぶときにもいろんな基準があるでしょうが、夜おやすみの前には、やはり白っぽい光よりも、赤っぽい光のほうが基本的には合うのでしょうね。
蛍光灯からの電磁波が交感神経を活発にすることもまた、他のコラムで述べました。ゆったりとした気持ちにさせるには副交感神経を助長する白熱電球のほうが良いことはわかっていますが、蛍光灯を使う場合でも、やはり家のなかでは電球色のものを使うべきでしょう。
9月28日に新しいホームページに移行いたしました。
この欄にもあったように、少々混乱しましたが、(というか、今もまだ不具合が毎日出てきてはおりますが)、さっそうと船出をいたしました。ここに遅ればせながらご案内申し上げます。
今後とも、コンコルディア照明をよろしくお願い致します。
そして、もしも不具合を発見されたり、必要な情報が得られなかったり、また私どもへの連絡が上手くいかなかったりした場合は大変申し訳ありませんが、下のアドレスまでメールを頂戴するか、または上の欄にある電話番号にかけて直接お問合せ願います。
takarazuka@christopher-wray.co.jp

