音楽と照明器具-1

まえに、ボサノバの似合う照明器具を、というリクエストがあったと述べました。

はたして他の音楽の場合、照明器具まで想像できるようなものがあるでしょうか。バッハのブランデンブルグ協奏曲を聴きながら厳かなシャンデリアを思い浮かべても、同じバッハの無伴奏チェロソナタやマタイ受難曲を聴いても、まったく絵は浮かんできません。モーツァルトでも、私はあまり、なにか特別なものを連想することはなく、ただ、それを聴いたであろう宮廷人の驚きと豪華な調度を思い浮かべることはありますので、そういう意味では、照明もやはりシャンデリアなのでしょうね。もっとも、バッハよりはすこし軽めの。

同じクラシックでも、ドボルザークやチャイコフスキー、ブラームスなどになってくると、曲によっては本当に曲を聴きながら絵が頭にうかぶ曲があります。照明器具とは関係がなくなってしまうのですが、私が大好きなドボルザークのスラブ舞曲などは、聴くたびにいつも草原と民族衣装と少女たちが私の頭のなかを廻ります。ときどき雪が舞うなかの踊りが見えます。

人それぞれに連想するものは違ってくるでしょうから、●●音楽は△△の内装やインテリア、などと言えるわけではありませんが、でも楽しいものです。

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