紅葉を見ながら-2

daihoin.JPG京都は妙心寺の塔頭で、大法院のお庭です。

座敷でお抹茶まで戴きながら、ゆったりと紅葉のお庭を眺めます。いつまでたっても話が尽きません。京都じゅうもみじの観光客でごった返したこの日、私たちはこんな静かな時間をすごしました。なかなか良いものでしょ?

さて、お話したかったのはそんなことではありません。写真をご覧下さい。カメラではなかなかその良さは表現できませんが、この書院窓ごしの楓とその下のドウダンツツジのなんと綺麗だったことか。額縁状に切り取られた風景は最高ですね。

ところで、この良さを演出しているのは何だと思いますか? それは、手前に明かりが無いことです。これまでも、このブログで何回かお話した光の効果ですが、簡単に言うと、それは「灯りを消す」「不要な灯りをつけない」「暗い場所があって、はじめて照明が生かされる」ということでもあるのです。

家中に照明器具を並べ立てるだけではない。・・・言葉では簡単ですが、じつは少し勇気のいることでもあります。

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