フィギュアスケートの音楽
真央ちゃんのことを忘れてしまわないうちに。
ショートプラグラムの曲は『仮面舞踏会』(ハチャトゥリアン)、フリーの際の曲は『鐘』(ラフマニノフ)でした。どっちもパッとしない曲でしたね。
誤解してはいけません。私は特に『鐘』は好きな曲のひとつ(というか、ラフマニノフが大好きなので)でして、曲がきらいなわけでは決してありません。フィギュアスケートにこの曲を採用するのはどうでしょうか、と言いたいのです。
一言でいうと、「陰気」なのです。盛り上がれないのです。
おなじラフマニノフでももっとふさわしい曲はいっぱいあるのに。
で、私見なのですが。
これはあくまでもスポーツであり、技術中心に評価されるべきものです。そのときに流れる曲は絶対に「みんな(主に審判)の耳になじんだ曲」であり、また「みんな(主に観客)の心がうきうきするような曲」であるべきなのです。
耳慣れない曲だと、審判の神経のある部分は無意識のうちに音楽にとられるのではないでしょうか。演技そのものへの集中度が薄れ、印象度が薄くなるのではないでしょうか。
楽しい曲、みんなの心が浮き立つ曲ですべると、観客の息遣いや歓声、ため息、拍手などが審判の好印象にさらに上積みを与えるでしょう。
安藤美姫さんがショートプラグラムでモーツァルトの「レクイエム」を使いました。
私は日本人でキリスト信者でもありませんから想像だけで話しますが、ヨーロッパ系の人たちは、競技の場でこの曲(鎮魂歌)を聞かされて違和感を持つのではないかと思ってしまいます。
もうちょっと審判や観客のことを考えて選曲した方が良いのではないでしょうか。しょせん、音楽は『従』なのですから。
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