2010年6月の記事一覧
←2010年5月 2010年7月→と、こんなご質問をよくいただきます。
コンコルディア照明のラインナップの多くは私どものオリジナルで、それ以外のものも含めておそらくほとんどの商品は弊社でしか見ることができないと思います。オリジナリティには自信があるものの、一方お客様の側からすると、この商品は○○メーカー製で、A店でもB店でも売っているからそこでまず品質を確認し、そのうえでどの店から買うか考えよう、というような買い方ができません。
私どもではホームページでの商品案内とカタログ販売を中心に販売をしておりますが、一方で、やはり実際に商品を見て確かめたい、というお客様も多くいらっしゃるので、私どもでは 宝塚本社(兵庫県宝塚市)にショールームを設けており、また2007年春より東京銀座に小さな展示ルームを作っています。
東京展示ルームの方は完全予約制だったりしてちょっとご不便をかけたりしますが、よろしかったらどうぞご利用ください。(宝塚ショールームのほうも、土曜日のご来店には事前のお電話が必要です。) ともに、シャンデリアをはじめ各種照明器具がぎっしり詰まったスペースをご用意しています。
お手持ちのシャンデリアのガラスシェードが割れたので替わりのものを、ということでお客様が来店されました。
シェードの取り付け口が85ミリありました。実はこれはとても稀少なタイプで、通常直径80ミリとか直径100ミリのガラスシェードが多いです。ですから、絶対にとても古いものに違いないと思いながら写真を拝見すると、古いことは古いですが、そんなにむちゃくちゃ古いわけではなく、なんでそういった特殊なガラスシェードが使われているのか、はっきり言ってわかりません。もしかして、日本製かもしれません。日本の照明器具ではあまりそういった“標準の大きさ”という概念がなく、つまり同じ取り付け口ならば他のものでの代用できる、といったような考えはあまりありません。「ガラスが壊れたら全部とりかえ」、といったことになりがちなのです。
『良い物を作る』 という場合に、そんなシステム的なことも含まれるのがヨーロッパの考え方、あまりに一期一会的で、使いまわしとか代用品とかくたびれたら取り替える、とかの考えが全くないのが日本の伝統文化か・・・ と捉えるのは間違っているでしょうか。
暑い中、本日お客様がアンティークのシャンデリアを抱えてご来店になりました。メダリオンにつけたけれども、引掛けシーリング式にしたために、シャンデリアのフランジがメダリオンにぴったりくっつかないで、隙間ができてしまう。これを修正して欲しいというお話でした。
まあ、世の中にはいい加減なアンティーク業者がいるものだ、とあきれるような不細工な仕上げでした。最初から絶対に3-4cmの隙間が出来るやりかたでした。こんなことなら引っ掛けシーリングキャップをわざわざつけないで、お客様にきちんとゴメンナサイを言うべきでしょう。
かわいそうなのはお客様ですね。
たまたま私どもではそのアンティーク照明にあう色のフランジを持っていましたから、それを使って「本当の」引掛けシーリング対応フランジをご用意しましたが、いつもいつもこんなにうまくいくとは限りません。
アンティークショップのみなさん、照明器具を扱うのが難しいのは理解してますが、どうかいい加減なことをしてお客様を泣かせないようにしてくださいね。(きちんと対応されているショップも存じ上げているので、すべてのアンティークショップがダメというわけではありません。念のため。)
先日ご来店されたお客様は自分で古木を使った照明器具を作る、とおっしゃいます。図面を簡単に描いて頂くと、ようするに車輪状のものを作るので、それに4個コードペンダントライトを取り付けてシンプルなシャンデリアのようにする、ということがわかりました。
明るさ、長さのことなどを詰めて、商品を販売することとなりました。製作はお客様のほうですから詳細はお任せするわけですが、問題は私どもが通常照明器具に添付している定格シール。これは照明器具として販売するときに、弊社が責任をもって製作していますよ、というもので、照明器具店として商品を販売するために必ず各商品に添付しなければなりません。ところが、上の話のとおり今回は商品としてではなく、その一部としての販売ですから、このままでは添付できません。こんなケースはなかなか無いので、しっかり考える必要がありそうです。
そして、最近のことなのですが、このプラスチック製の筒が徐々に少なくなってきています。理由は2つかと思います。
ひとつは、昨今の天然素材ブームということでしょうか。土に還る素材ということで、紙が増えてきました。見かけはよくわからないくらい似せてありますが、さわるとわかります。
もう一つは、熱に対する劣化の問題かと思います。質の良いものであればあまり問題にはなりませんが、同じプラスチックでも種類によっては長時間電球の近くにあるだけで劣化して、ボロボロと粉状になり削れてくる、ということもあったのです。その点において言えば、紙のほうが強いですね。
近頃良く見かけるのは、この筒の部分が金属製のものを使った照明器具です。ここ2-3年流行したキラキラ系のシャンデリアでよく使われています。上のような悩みはありませんが、いかにも味気ない雰囲気ですね。
私どもでは現在、この筒のみを販売できるよう準備をしています。まだプラスチックになるか紙になるか、分かりません。決定したらまたこのHPでお知らせいたします。
シャンデリアにはろうそくの筒に似せたソケットがあって、それにシャンデリア球と言われる電球が使われることが多いのですが、今回はそのろうそくの部分についてのお話。
昔々、ここにはまさに蝋燭が使われていたわけで、そのために後になって電球が出来たときにもできるだけそのイメージを損なわないようにと、電球は細長く炎の形にし、ソケット部分はろうそくになったというのはお分かりいただけると思います。
さて、そのろうそくの中は、と言いますと、当然これは照明器具ですから、電球を受けることができるようにソケットが入っています。通常のソケットは背が低いので、特別に背の高いソケットを用意し、その外側にろうそく状の筒をかぶせますと、まるで本当のろうそくのように見える、というわけです。
ろうそくの筒の部分は、このシステムがスタートした当時は「紙」「瀬戸物」が主流でしたが、その後プラスチック製になりました。シンプルな筒もあれば、ロウが垂れた様子を再現しているものもあります。
ダーバンというと南アフリカ共和国最大の港のひとつですが、今日ここでサッカーワールドカップ2010 日本対オランダ戦が開催されます。約300年前に鎖国に入った日本に、その後唯一外国文化をもちこんでくれたのがオランダであり、そのオランダの船はスエズ運河の無い頃には必ずここ南アフリカの喜望峰廻りでインド洋に出てきました。ダーバン港がその頃からあったかどうかは知りませんが、おそらくケープタウン港を含むこの地域で一休みしたことは確かでしょう。
また、三十年近く前、ここの首都ヨハネスブルクに私の知っている人が仕事で駐在していました。アパルトヘイトがまだ磐石のころで、日本人の駐在員はプールつき、使用人つきの豪華住宅に住んでいました。平和でこの国がこの世の楽園と言われていた(もちろん白人社会にとってのみ)ころです。
今はその垣根が大きく取り除かれて普通の国になりましたが、ご存知のとおり思い切り犯罪も増えています。まったく異なる国になったように見えます。
そう考えると、今日の試合がまた一つ興味深くなりました。さあ、どちらが勝つのでしょうか。普段時事問題を取り上げないので、勝っても負けてもこの欄に続きを書く予定はありませんが。
先日ケニアの人たち十数名と遭遇しました。ケニアの国外で活躍している人たちなので、一般的なケニア人よりはお金持ちだろうしその辺は割り引いて考えなければなりませんが、この人たちのファッションに、もう私の口は開いたままでした。
とにかく、格好良いのです。もっと素直に、「カッコイイ~!」です。メチャクチャ、というのがついても良いです。
中年の人たちが多かったのですが、とくにおばさん連中。まず色彩感覚は感動的ですね。それから民族衣装的な部分と最新ファッションとの融合、さらには黒く磨いたような肌と目の光。みなさんの小山のような体格がキャンバスとなって、その芸術(と言ってもいいほど)が余すところ無く表現されています。男性もかっこいいのですが、女性がほんとにすばらしい。
こうなると、細く華奢な体しかもたないふつうのモデルさんなど、お話になりません。
写真は失礼なので撮りはしませんでしたが、「ケニア」とか「ファッション」でウェブ検索すると私の受けた衝撃がすこしお分かりいただけるかもしれません。
ああ、一度は行ってみたい・・・

