ガラスシェードの取替え
お手持ちのシャンデリアのガラスシェードが割れたので替わりのものを、ということでお客様が来店されました。
シェードの取り付け口が85ミリありました。実はこれはとても稀少なタイプで、通常直径80ミリとか直径100ミリのガラスシェードが多いです。ですから、絶対にとても古いものに違いないと思いながら写真を拝見すると、古いことは古いですが、そんなにむちゃくちゃ古いわけではなく、なんでそういった特殊なガラスシェードが使われているのか、はっきり言ってわかりません。もしかして、日本製かもしれません。日本の照明器具ではあまりそういった“標準の大きさ”という概念がなく、つまり同じ取り付け口ならば他のものでの代用できる、といったような考えはあまりありません。「ガラスが壊れたら全部とりかえ」、といったことになりがちなのです。
『良い物を作る』 という場合に、そんなシステム的なことも含まれるのがヨーロッパの考え方、あまりに一期一会的で、使いまわしとか代用品とかくたびれたら取り替える、とかの考えが全くないのが日本の伝統文化か・・・ と捉えるのは間違っているでしょうか。
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