2010年8月の記事一覧
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金曜日の夕方、スタッフが発送用の棚の整理をしていたら、なんとガラスシェードが一個、さびしく取り残されているのを発見!!
かわいいバラのシェードで、日付と検査済みの印が入っています。ガラスシェードだけ残っているので、照明器具のほうは発送したみたいです。
お客様からはどなたもクレームは来てないし、けれどもしも今週末のとりつけかなにかで、お客様のもとで、あるいは現場で混乱が生じたらどうしよう、うちは休みなのでだれも対応できないし。
あわてて何人か該当するお客様に電話をかけたけれども不在が多く、わからずじまい。
メールやファックスで取り急ぎ事実を連絡して、ガラスがなくてもなんとか混乱を避けてもらえるかな、という程度にはしましたが、結局問題は来週に先送りになりました。
該当するお客様、すみません。お騒がせしています。
こんなミス、全く無いとは言いませんが、ホントに珍しいです。暑さのせいにしてはいけないので、真摯に反省し、再発しないよう厳重注意いたします。
照明器具店として言ってはならないことでしょうが、あえて言いたい。
「暑いときには一度あかりを消してみましょう。」
たしかに照明器具、とくに電球を入れた普通の照明器具の場合は実際に熱を出しますから、室温をあげてしまう効果がありまして、その意味からも上の発言は正しいのですが、今日ここで申し上げたいのは、そういった物理的効果ではなく、心理的な効果です。
廊下の電気を消してみる、階段の照明を消してみる。・・・どうでしょう? なんとなく室温が下がったような気がしませんか?
たぶん気のせいです。もしあるとすれば、それは私たちのずっとずっと前の祖先から培ってきた経験から、日の当たる空間よりも日陰、火をおこして明るくした空間よりも火を消して暗くした空間のほうが温度が低い、ということを経験値として身につけているからでしょう。
気のせいですが、やはり私はそんな気がするのです。
照明器具店の身でありながら・・・
ああ。今日もまだアツイ。
甲子園までは電車で40分くらいの距離です。
今日は高校野球全国大会の決勝戦です。結果はまだ知りませんが、先日15日には、今日の2校のうちのひとつ興南高校が明徳義塾を破った試合を見てきました。
昔から沖縄の学校の応援団を見るのが好きで、特に指笛を交えた独特の沖縄メロディーが球場にこだまするのを楽しんでいます。ときどきアルプス席で踊りだす人がいます。
沖縄からの応援団も来ているのでしょうが、アルプス席を埋めている応援団の多くは大阪近辺の沖縄出身者でしょう。喜びがあふれている様子が遠くからでもよく分かります。
ところが、15日の試合で、異変に気づきました。というのは、おなじみの「ハイサイおじさん」のメロディーが聞こえてこなかったのです。私はどちらかに勝って欲しかったわけではなく、でも充実した試合内容に満足はしたのですが、ただひとつ、あの曲をバックに楽しげに応援する姿を見たかったのに、と思いながら帰途についたのでした。
そして、今日の新聞を見て判明。
なんと昨日の準決勝まで、興南の応援団はハイサイおじさんを封印していたのだそうです。あまり雰囲気にそぐわないという意見があったとかで、自粛していたのです。でも、私と同じ思いのファンが多かったのでしょうか、大勢の要望に押されて、昨日の試合はその封印をとき、おおいにハイサイおじさんを演奏し、そして逆転の快勝を果たしたのです。(負けたのがわが地元、報徳学園だったのは残念でしたが。)
ハイサイおじさんと指笛、そしておそらく半ば踊りながら応援した沖縄の人たち。
またあの姿を眺めたいものです。
フランドルというのは今のフランスの一部とベルギーとオランダのあたりの地方のことで、昨日画家のダイクのことを書きましたが、この人もフランドルの人でした。文化の渦を巻き起こす地方のようで、他の画家たちとフランドル絵画の一派といわれたりしているようです。
で、そういえば思い出したのが、音楽の世界でも、フランドル楽派とよばれる人たちがいます。ルネサンスを代表する作曲家が多くここから輩出されていて、その中の代表であり、また私が好きな ジョスカン・デ・プレ もその一人です。 デ・プレだけではないのですが、この作曲家たちは、「ポリフォニー」という手法で多く作曲しています。これは、各声部がそれぞれメロディーラインを歌いながら、それを重ねることで、お互いがハーモニーを形成し合っている、まことにすばらしい、聴く人にとってもすばらしいのですが、歌い手にとってもほんとに幸せな曲のスタイルです。なぜなら一人ひとり、あるいは各パートがいつも主役になってきれいな旋律を歌い表現できるからです。
かなりこじつけではあるのですが、照明器具のプランを考えるとき、何か主になるものを最初に決めてから、それを補佐するような脇役の照明器具を配置していくやりかたと、それぞれが主役になるように(このときは小さめの照明器具どうし、というのが多いですが)プランしていく方法があります。その後者のやりかたがうまくはまったときには、ちょっと小さくガッツポーズをしたくなるものです。
ヴァン・ダイクという画家の絵を観ました。ルーベンスの弟子にあたる人ですから聖書を題材にした絵を描くのが得意ですが、ほかに、イングランドの宮廷画家として、数々の肖像画も手掛けています。
今回はその中の、チャールズ1世の王女メアリーの肖像画です。ボストン美術館展の中の展示です。
なかなか素敵な衣装を身にまとった愛くるしくもおませな顔をした王女が魅力たっぷりに描かれているのですが、これがどうしてもすんなり目に飛び込んでこない。なぜだろうと考えますと、これが「構図」の問題でした。
全身を描き、なかでも衣装をいっしょうけんめい描いたからでしょう、頭部がキャンバスの上にきてしまい、頭上の空間がキャンバスに残っていないのです。ダイクの肖像画の中にはどうしてもこのような構図のものが何点かあるようで、素人の私が申し上げるのも非常に失礼なのですが、これがダイクの唯一の欠点だろうと思います。
たしかに、肖像画で全身を描くのはもともと難しいわけで、たとえば肖像画の得意なレンブラントなどは殆ど全身の肖像画は描かなかったそうですし、たまたまこの展覧会にあったレンブラントの描いた前進肖像画は、人物を椅子に坐らせて構図をまとめています。
ここで思わなければならないのは、やはり、照明器具とこの構図の問題です。
こじ付けではなく、まったくこれと同様の問題が照明器具、とりわけ壁付けのブラケット照明に起こりがちなのです。キャンバスとモデルの頭の位置の関係と、天井とブラケット照明の取り付け位置の関係が似ているのです。やはりある程度ブラケットと天井とのあいだに空間が欲しいといつも思っています。
廊下のブラケット照明などは、邪魔にならないようにと上にあげてしまいがちですが、それはいけません。中には上に上げてもそれなりに格好の良い器具がありますが、通常はそのあたりを充分に気をつけて欲しいものだと思います。
日本の芝居に照明器具が本格的に取り入れられたのは最近のことで、西洋の影響をうけて芝居見物が夜にできるようになったのはそのときからでした。(それまでは、朝から夕方までに芝居を観るというのが一般的だったというのは前にこの欄でのべました。)
芝居時間のことだけではありません。歌舞伎役者の化粧もその影響を受けているのだというのです。照明がきちんと当たらない状態(とくに曇りの日)で舞台に立ちますから、くっきりとした目鼻立ちを描く必要がありました。
真っ白なドウラン、太いくま取り。客席から見て、すこし薄暗い曇りの日でもはっきりとわかるようにそれぞれ工夫がなされたそうです。
で、そのなごりで今、舞台の照明が発達したあとでも、同じようなけばけばしい舞台化粧をつづけているわけですね。
もうすこしナチュラルな化粧だったら良いのに、と思うことがありますが、そんな歴史を考えると少しナットク、です。
明日 8月7日(土)~8月15日(日) の間、夏休みを頂きます。
今年はホントに暑くて、社員一同なんとか今日まで頑張ってきましたが、もうダメみたいです。新築・引越しがあるために照明器具は8月にも売れるのです、と昨日書いたばかりじゃないか、とお叱りの声もありそうですが、ゴメンナサイ。ゆっくり休んで、8月16日からはまた思い切り仕事をしますので、すみませんが、どうぞよろしくお願い致します。
頂いたメールへの返信も16日以降になると思いますが、なにかあったらとりあえず送っておいてください。できるだけ速くお返事します。
今年の夏はほんとに暑いですね。
さて、このページをご覧頂いている皆様は、その多くがいま照明器具をお探しかと思いますので、あまり驚かれないとは思いますが、7月と8月は一年のうちでも照明器具が売れる時期のひとつです。ちょっと意外ではないですか?
照明器具、それも私どもで扱っているようなインテリア性の高いものは、売れるのは『秋』ではないか、と一般には思われています。暑いさなか、それもここ数日のような尋常ではない暑さが続くころは、とても照明器具ではないだろうと思われがちなのですが、まあ、実はそうではない、ということです。
もちろん、私たちはその理由を知っています。
夏休みを利用して『引越し』が行われるからです。それも、『新築』をともなう引越しが。
お引越しをされるお客様も大変ですね、今年は。
是非お体に気をつけて、熱中症で倒れないようにお願いします。
明るさの観点から、心地よい職場というとどうなるのだろうか、と考えました。
私たちは白熱電球を使った照明器具を多く扱っていますから、お客様の来られるスペースは暖かな光に包まれています。これは間違いなく心地よいスペースでしょう。照度計ではかると300~500ルクス。
次にデスクワークのスペースなのですが、これもショールームスペースに隣接しているために白熱電球と電球色の蛍光灯の照明器具で光をとっています。各人のデスクの上にはペンダントライトが下がっているため、作業にはそんなに困らない明るさですが、照度はやはり約400ルクス。これは、理論的にはちょっと暗いかもしれません。作業には困らないけど、どうも最近仕事中に眠くなることが多いような気がしておりました。この心地よさのせいなのでしょうか。
もうすこし明るくして、心地よさだけではなく、そろそろ仕事の効率をあげてみようか、と考える、今日このごろです。
テーブルランプやフロアランプ、それもクラシック系、アンティーク系照明器具につける布シェードを探しておられるお客様が、相変わらず私どもにはお越しになります。
以前に使っていたシェードが古くなった、破れた、という理由で買い替え目的で来られます。
そのとき、私どもがお願いするのが、「是非ランプ本体をお持ちください。」ということです。
布シェードは横から見るとたいてい台形かそれに近い形になっています。下の直径は一緒でも、じつは全体がどんな形かによって、受ける印象とかランプ本体とのバランスは大きく変わってくるのです。
ですから、「布シェード」とひとくくりにして、たとえば下の直径だけをたよりに買ってしまうと、たいてい後悔されると思います。
さらに言うと、シェードを立てるための仕組みも世界中にいくつかあり、私どものシェードがそのまま接続できないケースもあります。
そんなときにはソケットから入れ換えてしまうため、そのときにはどうせ照明本体をさわる必要があるわけで、最初からランプをお持ちになるほうが効率的、ということですね。

