2011年3月の記事一覧
←2011年1月 2011年4月→わたしたちの住んでいる西日本はほとんど大震災の影響を受けず、いまも(すくなくとも見かけは)3.11以前とほぼ同様の暮らしをしています。
そんな私が先日東京に行って感じたことは、東京駅をはじめ各駅の構内の明るさがいつもよりぐんと落ちていることでした。で、それはテレビや新聞で言われているような「暗い」という印象を受けたのではなく、なんと「心地よい」感じでした。これ、本当です。
車のディスチャージランプの青白い光にイラっとし、夜のコンビニの強烈な光にたじろぐわたしとしては、今回の東京はとてもすてきな場所でした。いつも行く八重洲ブックセンターの入り口の照明が落としてあって、もう閉店したのかと思わず通り過ぎかけたことを除いては、照明を落としたことによるマイナス点はすくなくともわたしにはありませんでした。
大人の街を感じましたね。ロンドンなどのヨーロッパの大都会もこんな感じだったなぁ、などと思いつつ・・・ いいなあ、こんな東京なら好きになるかも。
3月11日の東北地方太平洋沖地震のために損傷を受け、長らく閉鎖しておりました東京展示ルームを4月1日よりオープンすることと致しました。
見学ご希望のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。申しわけございませんでした。
かなり揺れたみたいで、数多くの照明器具が壊れたりしましたが、展示ルーム室内の惨状のわりには照明器具じたいの被害は見た目よりも小さく、おかげさまで思ったよりも早くほぼ原状回復ができました。ありがたいことでした。
皆様ごぞんじの通り、東京ではただいま計画停電がおこなわれています。東京23区内はこの停電の対象外にはなっていますが、夏近くになって電力需要が高まればその枠組みが変更される可能性もあり、つまり私どもの展示ルーム(東京都中央区)もその影響を受けないともかぎりません。
それから、わずかなスペースとはいえ展示ルームではそれなりの電力を消費せざるを得ませんが、一方ではこの非常時ですから東日本全域で節電に取り組まなければならない、ということもあり、今後の展示ルームのオープン日数は出来る範囲で少なくしたいと考えています。数日前までにご予約の入らない場合、休館に変更する場合がありますので、ご注意ください。ご予約は早めに入れていただくととても助かります。
さらに、展示ルーム内では、従来よりも点灯する電球の数を減らしています。これもいくらかでも節電に協力したいとの考えからですので、なにとぞご了解のほどよろしくお願い致します。(それでももちろん、各照明器具の光の様子はかならず分かるようにしていますので、安心して見学においでください。)
あの忌まわしい大地震から今日でまる一週間です。ここ宝塚が揺れたときにはなんとも思わなかったのに、その後に繰広げられたまるで劇画かゲームのような様相は本当にショックでした。とにかく、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。
ただ、やはりこんなひどい仕打ちからでもわたしたちは何かを学ばなければならないと思うのです。それは、しょせん人間は自然に太刀打ちできないということ、いつも謙虚にその脅威をしのばなければならないということでしょう。そしてそれは、16年前の阪神大震災のときと同じものでした。あのとき私達はそれを感じ取ったはずなのに、またしても、です。
いろいろと思うところはありますが、いまこのような業界にいる者にとっての関心事のひとつは電力不足のことです。
これだけ電力に頼りきりの社会になったことも反省点とすべきでしょうが、今はそれを言ってもしょうがないので、ひとつ挙げたいのは、東西電力会社の周波数の違いです。現在はそのために、中部電力以西の電力会社が作った電気を東に運べない、そしてそれがいまの大混乱を引き起こしている、ということです。
明治時代に導入されときからのこの違い。当初は何の問題もなかったでしょうが、いまの時代に、お互いの電力が融通できないというのはどんなことなのか、が目の前で現実になりました。いままで国はなにを考えていたのでしょうか。地震が起こればどうなるかを研究していた学者の皆さん、電力会社のみなさん・・・ こんな馬鹿げた状況を作り出したのは誰なのでしょう、と聞いてみたい。
相当な覚悟と犠牲、コストがなければこの周波数の統一はできないであろうことはわたしでも分かります。でも、これはどうしてもやってもらわなければなりません。
これまで無駄な箱物をつくってそれを公共事業としてきましたが、そんなことをする代わりにこの電気の周波数のことをきちんとやってくれていたら、といまは本当に悔やまれます。
時間はないと思います。すぐにやるべきではないでしょうか。
3.11の大地震ではごぞんじの通り東北だけでなく、東京もえらく揺れましたが、そのおかげで、私どもの東京展示ルームも被害を受けました。
三陸や宮城の様子を見ると、私どもの被害などは笑い話程度のものではありますが、それでも現在お客様に入っていただけるようには修復できておりません。
まだしばらく時間がかかるということしか今の段階では申し上げられませんが、もしも急ぎ見学したいということであれば、修繕の途中でも見ていただける可能性もありますから、是非一度ご連絡ください。
いずれにせよ、早くオープンできるよう努力する所存ですので、いましばらくお待ちください。
よろしくお願い致します。
わたしは常日頃からお客様に対して、「LED電球の買い急ぎはダメですよ。ここ2年間の変化を見てください。価格の急激な下降はもちろんのこと、品質・大きさ・デザイン・光の届き具合の面で急速に変化しています。おそらくあと2年かかるでしょうが、もっともっと良いものができると思いますよ。」と何の根拠もなく言ってきました。根拠はありませんが、確かな自信だけはありました。
そして、今日また一歩、確信の度合いがつよくなりました。
3月9日づけの朝日新聞から。
パナソニック電工は、・・・従来複数の粒状に配置されている光源を一つにまとめた「ワンコア(ひと粒)タイプ」のダウンライトを発表した。光のむらやまぶしさ、何重にもなる影などの不自然さを抑え、「光の質」を向上させた・・・
さすがに日本メーカーですねぇ。いつかやると思っていましたが、こんなに早く実現するとは。
これで、コンコルディアの照明器具にLED電球を使っても美しさが変わらない可能性がずいぶんと高くなったわけです。(今でもすでに使っていただくことはできますが、残念ながらあまりにも美しさの面で落ち込みが激しいです。)光源が一つであれば、いま白熱電球で楽しんでもらっているガラスシェードを通す光の陰も、引き続ききれいに出ます。
今後の前進にますます期待いたしましょう。
工事が無事おわりました。
痛んでいた壁がきれいになり、照明器具、とくに近くに吊られているペンダントライトがよりいっそう美しく見えます。
心配していた匂いもまったくありません。全く何事も無かったかのようです。明日9日からお客様をお迎えすることが出来ます。
それにしても最近の壁塗りなんていうのは、たいしたものですね。壁一面の塗り替えをほんの数時間でやってしまうし、匂いはまったく残さないし。すばらしいの一言です。
3月7日より東京展示ルームの工事にはいっています。一部の壁に問題があるため、これを修復しています。
3月7日と3月8日は工事のため終日閉めており、3月9日には再オープン致しますが、壁の塗りなおしがあるため、もしかして今週一杯くらいは匂いが残るかもしれません。
ずっと換気扇で空気の入れ替えはおこなっていますので残っていてもたいしたことはないと思いますが、あらかじめご了承ください。
3月のこの時期、照明器具をお探しのお客様が増えるときにこのような工事がはいりまして大変申しわけありません。これが終われば、また皆様に快適にご覧いただけると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
コンコルディア照明は一部の商品をイタリアから輸入していますが、そのイタリアの会社の人が言いました。「LED電球なんてわたしたちの世界(=伝統的なクラシックシャンデリアの世界)とは無縁のものだ!」
すごい口調で言い切ります。えっ、でも白熱電球がエネルギー消費が多いということで省エネ電球に取って代わられる流れというのは、ヨーロッパでも強いはず。どうしてそんな強気な発言ができるのか?
ひざ突き合わせて議論していると、やはり私の理解は間違っていないのですが、それでもさすがにヨーロッパ屈指の照明器具生産地の人です。つまり、LED電球がもっと美しくならないと使ってやらないよ、という姿勢なのでした。彼らにとっては、省エネなどは優先順位として全く上ではないのです。あくまでも『美しさ』が第一優先。『美しさ』をこわすものはすべて『悪』なのですね。
現在のLED電球などは、お話にもならない、ということなのでしょう。
照明器具のリピート購入というのは、基本的にあまり無いものと考えています。私どもで扱っている照明器具の多く、とくにガラスシェードを組み合わせるタイプのものは、器具さえ大丈夫であれば、ガラスシェードが割れたときに替えのガラスを用意することができますし、また「模様替え」の感覚で取り替えることもできますから、そんな目的のお客様はときどき再来店をしてお買い上げを頂戴することがあります。
でも、それ以外は、やはり家を建てたとき、リフォームしたとき、そして引越しをしたときのニーズが圧倒的に多いため、そんなに繰り返しご購入ということはあまり期待できないのです。
そんななか、昨日は5-6年まえに購入されたお客様から、またコンコルディア照明を検討したいのでカタログを送ってくれとの依頼がありました。よほど気に入っていただけたようで、本当にうれしいかぎりです。(当時のカタログは、工務店さんに参考になれば、ということで差し上げたとおっしゃっていました。)
これからもそんなお客様を少しずつ増やせたらと思っています。

