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真鍮の特徴とお手入れ方法

コンコルディア照明で取り扱っている商品の多くが、「真鍮」と呼ばれる金属で出来ています。
このページでは、コンコルディア照明の真鍮製灯具のお手入れ方法を、真鍮の紹介とともにご案内させて頂きます。

 
 

真鍮ってなに?―歴史と特徴

 
 

真鍮とは?

真鍮(しんちゅう)は銅と亜鉛を融合させてできた金属で、「黄銅」とも呼ばれます。
私たちに身近なところですと、五円硬貨に用いられている合成金属です。
古くは大航海時代に、塩水や潮風に強い船具として用いられました。現在でも金管楽器や家具、アクセサリーなど様々な用途で用いられ、今なお私たちにとって身近な存在として活躍しています。

私たちの身近にある真鍮製品

金属素材として広く知られる鉄に比べると、圧倒的にコストが高くなってしまうのが弱点ではあります。
ですが真鍮には、鉄では表現できない風合いや質感があります。
あたたかで優しく、重厚感ある仕上がりは、真鍮ならではの質感と言えるでしょう。そういった点も、古くから人々に親しまれてきた理由であると私たちは考えています。

真鍮製のアンティーク小物

特徴は加工の容易性と、そしてなんといっても、その耐腐食性です。
表面が酸化して色変わりしても、(アルミなどと同様に)中の方に腐食は進まず、いつまでも機能が損なわれることがありません。

 
 

真鍮の歴史

前述の特徴から、真鍮は塩水や潮風に強い船具として、大航海時代に広く使われることとなりました。

航海で使われていた六分儀も、真鍮で作られています

ヨーロッパの伝統的な照明器具にも、その流れから真鍮を使うものが多く、今でも「良いものは真鍮で」というのが常識化しています。結果として、いつまでもアンティークとして活躍し続けているシャンデリアなどは、必ず真鍮を使っていると言っても過言ではありません。それ故に、アンティークショップに並ぶ照明も、ほとんどの物が真鍮で作られています。

アンティーク照明の一例

ヴィンテージ感溢れる邸宅と照明器具

 
 

真鍮の特徴

真鍮は無垢のまま放っておくと、だんだん茶色っぽく、そして黒っぽく変色していきます。
これは前述致しました「酸化」によるもので、いわゆるサビに当たります。ですが鉄サビのような醜さは無く、むしろ独特な味わいが出て「なじんだ感じ」、さらに「ヴィンテージ感漂う感じ」になります。そして、そのまま長い年月をかけて少しずつ黒色に近づいていきます。
こういった経年変化を味わえるのが真鍮の魅力の一つであり、古くから人々に親しまれてきた理由の一つとも言えます。

真鍮製ドアノブの、経年変化の一例

もし、こういった変色を取り除きたいと思われた場合には、手入れをすることで除去する事が可能です。
擦ったり、あるいはピカールなど、液体の「金属磨き」などで磨くと比較的容易に取れます。この工程を丁寧に行えば真鍮はピカピカの状態に戻り、その後再び時間の経過によって徐々に色変わりしていきます。

真鍮の表面に施しているラッカーは、ピカールなどでこすると落ちます

①金属磨き(液体)
研磨剤等を含んだ液体で、代表的なものに「ピカール」があります。これを布につけて擦ります。
②スチールウール
スチールウールとは、スチールたわしよりももっと目が細かい鉄繊維です。ホームセンターなどで入手できます。

黒くなった真鍮は、薄く擦れば茶色っぽい、軽いアンティーク色にもなります。
繰り返し手入れを行っていけば、輝きを取り戻すことが出来る。それもまた、真鍮の魅力の一つであると言えます。

 
 

コンコルディア照明の真鍮製照明器具

コンコルディア照明で使われている真鍮製器具は、一部を除いて表面にラッカー仕上げがしてあります。このため、経年による変色はあるのですが、そのスピードは無垢のものに比べてかなり遅くなります。

コンコルディア照明の真鍮製照明器具

ラッカーは前項目でご案内したスチールウールや金属磨き液(ピカールなど)でこすると落ちます。落ちたあとは一度ピカピカになり、それから本来の真鍮の経年変化をします。

こういったメンテナンスの工程や時間も通して、お客様に商品を愛してもらい、そして次の世代へと引き継いでもらえる。そんな流れが生まれることを、私たちコンコルディア照明は願っております。

 
 

真鍮製照明器具のお手入れ

 
 

真鍮の大敵は

真鍮は、無垢のものであれ、表面にラッカーを塗装されているものであれ、ともに大敵は「水気」と「油気」、そして「埃」です。

水気、油気、埃が大敵

通常、全体にわたって徐々に色が変化すべきところが、これらがあるとその箇所だけが急に色変わりし、まだらになるからです。
このことを念頭に置いて、お手入れの際は下記の点にご留意ください。

 
 

照明器具のお手入れ方法

  • 出来るだけ、手で直接触る回数は減らす
  • 触ったあとは、清潔で柔らかな、乾いた布で拭く
  • もし水気を用いて掃除した場合は、しっかりと拭き取る

スイッチを切って照明器具が冷めたことを確認してから、お手入れを始めて下さい。
灯具の手入れには乾拭きをお勧めします。出来るだけ手で直に触る回数を減らすこと、また、触ったあとは、清潔で柔らかな、乾いた布で拭くと良いでしょう。
水や洗剤を使って掃除をするのは決してお勧めではありませんが、もし使ったならば、あとは本当にしっかりと拭き取って下さい。真鍮製の灯具は、水が残ってしまうと色の変わり方がいびつになります。

柔らかく、乾いた布で拭いてください―真鍮製照明器具のお手入れ

日常生活の中でお手入れ頂くならば、これらのケアだけでも商品は十分に美しさを保ちます。
もし、長年お使い頂く中で「黒さが目立つようになった」「灯具の輝きが失われてきた」と気になってくる場合は、前述した「真鍮の特徴」「コンコルディア照明の真鍮製照明器具」で触れた方法をお試し下さい。

手入れを続けていけば、何十年、何百年でも使い続けることが出来る。それが真鍮という金属の特徴であり、古くから愛されるアンティーク照明という存在の魅力と言えるのです。

ヨーロッパ伝統のアンティーク風照明のお店・コンコルディア照明

私たちコンコルディア照明は、ヨーロッパ伝統のクラシックなデザインの照明を取り扱う、アンティーク風照明の専門店です。

専門店ならではの技術とノウハウで、お客様の疑問にお答えいたします。
今回ご紹介した内容は勿論、それ以外の照明器具に関する疑問がございましたら、どうぞお気軽にお知らせ下さい。

また、そんなお客様へ向けた、照明器具に関するQ&Aや、照明選びに役立つヒント集もご用意しております。
是非こちらもご参照なさって下さい。

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